2月22日(水)晴 シュガー、(外)2人
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| 栃寄沢の登山道から |
昨年、鷹ノ巣山より奥多摩へ向かう石尾根を歩いていた時、前方に大きくたおやかに聳える御前山を見て友が言った。あの山も又秩父の伊豆ヶ岳も登ったことが無いと!その友を誘い過日芦ヶ久保より正丸間の二子山〜武川岳〜伊豆ヶ岳と歩いたので、今度はこの奥多摩三山の御前山行きを実行と、地図を広げコースを検討してみた。
入山はいつも取る境橋下車のコースにしたが、下山路は今回大ブナ尾根で奥多摩湖へのバス便使用は止め、未だつないでない鞘口山経由で鋸尾根に出、奥多摩駅へのコースを取ることに決めた。今日は平日、久し振りの晴れなのに奥多摩への車中も、鴨沢西行きのバス車中もガラガラ!当然境橋下車は私達3人のみ。これがカタクリ咲く時期に入ると、登山口まで蟻の行列間違いなしなのだが今日は静かだ。吐く息までもシーンと伝わって来る様だ。
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| 栃寄ノ大滝 |
登山口より沢沿いを進むと、みずみずしい苔で覆われた岩肌が辺り一面に!坪庭のような美しいその場に負けずと、大木があちこちに見られる様になった。紺碧の空を仰ぐ至福の時だ。気温が上がってきた様だ数回木橋を渡る内に汗が額を濡らし足元は雪道となってきた。
遠くに聞こえた鈴の音の登山者に追いつき足元を見ると、長靴に4本爪のアイゼンを着けていた!数日前の雨がこの奥多摩では雪に変ったようで積雪は想像していたより多かったが、硬く歩きやすいため軽アイゼンは装着せずに山頂に向かった。
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| 御前山頂 |
見慣れた避難小屋に着きガラス越に中を覗くと、数枚の毛布等が用意され綺麗に片付いていた。ここで地図を開き下山路を確認し、更に念のため標識を見に少し下りチェックし山頂へと向かう時、先ほど追い抜いた鈴の登山者が前をゆっくりと登って行くのが見えた。山頂には奥多摩湖より上がって来たと言う単独者と鈴の人の二人だけだった。広い山頂の北面より石尾根その奥に長沢背稜、南面からは大山、三峰、丹沢の山並が、木の葉が生い茂る時期と異なりこの時期眺望が素晴らしい。達成感に浸り昼食後惣岳方面に少し足を延ばし裾野までの富士を見、山頂を後に鞘口、大ダワへの登山道に進もうとしたら!
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| 山頂より富士 |
トレースが全然無い!不安に駆られるが標識は確りしている、進む登山道上に延々と獣の足跡?「後に付いて来て案内する」とばかりに。案内といえば最近目にした山と渓谷社の「低山を歩く」横山厚夫著の登山道にある赤テープ考に「登山者だけの山ではない」として回収した赤テープの山の写真が掲載してあったが・・・人それぞれ考え方は異なるとは思うが(この赤テープばかり頼り周囲を見なくなるとは思わないし)この方はビニールではなく赤布ならばとは書いてあったが、この赤ビニールを取り除いた箇所を赤布に替えたとは記載されていなかった。私はゴミ扱いどころか時々赤テープに助けられ、心強く快適に山を歩かせて頂いる一人として除去した後が気になった。
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| 狸の道案内? |
大ダワへは登山道も確りしていて所々この赤ビニールや標識も有りだったが、雪道の小さなアップダウンには念のためストックを出し眺望を楽しみながら進んだ。大ダワ手前の鋸避難小屋は解体され跡形も無く林道にはトイレが設置されていた。
急登で入った大岳山からの縦走路の鋸尾根は行き交う登山者の多さを物語るような足跡でぐちゃぐちゃの登山路になっていた!ここで転んだら悲劇とばかりに用心しながら奥多摩駅へと、下山した神社の境内で靴を洗い3分後の電車にラッキーと乗車すると間もなく、家をリホーム中で今回不参加の友よりメールが入った。襖の柄を「山」にするか「花」にするかもめていると!大満足な山行帰りの私達の答えは勿論「山」と送ると。ご主人に「花」に押し切られた!と再び届いたメールに車中大笑いに楽しい良い一日でした。
【コースタイム】境橋発8:55−御前山登山口9:20−11:45避難小屋11:55−12:05御前山12:45−クロノ尾山13:30−鞘口山13:50−林道14:15−奥多摩駅16:25
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