
今年の夏合宿は、会長が体調不良で不参加という、少し寂しいものとなったが、涸沢ベースから、奥穂高岳山行に当会最高齢の70歳のMさんを含め、初級者中心に8人が参加。9日朝、車中での仮眠組5人と前日朝、高速バスで出発し徳沢でキャンプした3人組が横尾で合流。途中から雨に降られるという悪条件の中、元気に涸沢を目指した。9日夜は、当会専属のKシェフによるブタキムチに舌鼓をうち、明日にそなえた。10日は雲は多いものの青空も見え、パノラマコースで奥穂を目指す。
雪渓を慎重に越し、ザイテングラードも確実な足取りでクリア。奥穂高山荘に8時50分に着き、足の不調を心配したYさんを山荘に残しピークを目指した。しかし、最初の階段の取り付き点で、強風がひどく一旦、待機することに。下山してきた何人かに上の状況を聞き、行けると判断。10時15分に再びピークを目指す。風は相変わらず強いものの、階段を越えると情報どおりそれほどでもなく、11時には祠(ほこら)があるピークに到達する。ただ、濃い霧というかピークだけが雲の中という状態で、視界はゼロ。ピークを踏んだという満足感だけを味わった。涸沢キャンプ場には2時半に着き、ヒュッテのラウンジでおでんをつまみに祝杯を上げる。そうこうしているうちに、岳沢から前穂、奥穂、涸沢岳、北穂と縦走してきた4人が合流し、ひと盛り上がりした。11日は、雨に追われるように下山し、高速バス組以外は、いつもの沢渡駐車場横のペンションの温泉につかり帰途についた。
空も晴れ渡り、上高地から穂高の稜線を見上げた時は胸が高鳴りました。なんて綺麗な姿の山々なんだろう。岳沢テント場までの登りはややキツかったものの天気に恵まれ無事1日目終了。2日目、前穂の稜線に出たあたりから霧が深くなり、奥穂高岳山頂では霧の水滴が大粒になり風に乗って吹き付けてくるので、台風のように感じる。
急峻・断崖絶壁・鉄のはしご・鎖・などを横殴りの風雨の中、慎重に進む。霧雨に対して完全防備をしなかった一番背の高い隊員は下着までびしょ濡れ。寒さに震えながら穂高山荘のテント場に着いた時には心底「助かった」と思ったそうです。 3日目、荘厳な日の出に勇気付けられ北穂高岳へ向う。北穂高岳では霧で何も見えず。 けど、来ただけでも満足。前穂高岳・奥穂高岳・北穂高岳を無事回れて良かったねと思いつつ南稜から涸沢へ向う。実はここからが一番緊張したルートだった。くさり・くさり・はしご・くさり・・・まだある・・・あああ〜、緊張感で笑顔は遠い。涸沢のテント場で本隊と出会った時の感動は現地でしか味わえないものの一つでしょうね。夏合宿、来て良かった。メンバー:うらちゃん(CL)、マキコ、貴代妃、KIRY |
