南ア塩見北岳縦走

 

南アルプス縦走(塩見岳〜北岳)に9人が参加(10/4夜〜8)速報 

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「よくこんなに歩いてきたね」 歩いてきた縦走路をみんなで確認=10/7,三国平

 10月4日夜、スーパーあずさで岡谷駅まで行き、飯田線で伊那大島駅で下車。最終電車のため、無人駅は静まりかえっている。駅ホームの待合所で、仮眠をとる。ここは夏でも冬でも快適に泊まらせていただいているところだ。翌朝、ジャンボタクシーが塩川小屋まで送ってくれる。尾根のとりつきまでは、比較的緩やかな登りだが、いったん取り付くと、ぐんぐんと高度を稼がせてくれる。さすが、日本一高い峠といわれている三伏峠なのだ。登山客は、我々のほかは、6人パーティーしかおらず、ゆったりと開放小屋に泊まることができた。ただ、水場がひどく遠く、往復40分ほどかかった。
 翌朝は3時起床。今山行のハイライトだ。テントの撤収がない分、早めにスタートできた。ヘッドランプ

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秋色に染まる稜線を熊の平小屋に向かう=10/6

をたよりに塩見岳をめざす。山は見えているのになかなか上り口につかない。ところが、いよいよ眼前にすると、垂直の壁のように見えるのには驚いた。そのかわり、あえぎながらも、一気にピークを踏むことができた。ほっとする間もなく、尾根歩きへと向かった。ここからがまた、長いのである。合計11時間の行程を終え、熊の平小屋に着いた。眼前に農鳥岳が大きな山容を見せている。白峰三山のときに見た農鳥とは違って、やけに立派に見える。ここも、二階部分が開放されており、快適にすごすことができた。小林シェフのこだわり豚キムチに舌鼓を打ち、残り少なくなった酒を酌み交わす。
 7日の朝は、4時起床。北岳肩ノ小屋をめざす。途中、新蛇抜山というのがあるのだが、間ノ岳方向からきた若者が、今年の干支の名がつく山の中で、この山が一番高いので、そこまでピストンするという。一同「へー」とうなってしまった。肩ノ小屋では、きれた酒類を買い込み、最後の夜を楽しんだ。
 最終日は、下るのみ。台風が近づいてるらしいが、天気はもっている。小太郎尾根の分岐までは、風はけっこう強かった。広河原におりて、タクシーで芦安温泉までともくろんでいたが、何と空車は一台しかないという。次のバスまでは、2時間近くあり、がっくりきていたら、臨時バスが出ると分かった。いつもの南アルプス温泉で4日間の汗をながし、さっぱりとして甲府駅と向かった。

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