温かく迎えてくれた「東北の名峰」鳥海山    


                       06/8/24(木)〜26(土)

                              シュガー(記)  外4名

鳥海山頂に火星より来客?

 2年前の夏、新幹線ではるばる尋ねた鳥海山だったが、この時は台風接近のため五合目付近の鳥海湖(鳥ノ海)で下山し、芭蕉の足跡の旅に代わり晴天となった帰路車中の羽越線より、田畑に映える東北の名峰を名残惜しく眺めたが・・・今回この鳥海山へのお誘いの報が入り期待一杯でこの日を迎えた。

24日

 当分天気は東海から西は高気圧に恵まれそうだ!期待の山行にワクワクしながら集合地の大泉駅前に向かった。車は駅前より上越新潟西IC〜中条IC経由で静かな日本海を左に見ながら鶴岡に入り山形道で羽黒山登山口に着いた。

 長い乗車に少し車酔いの身だったが、杉木立の中を行く登山道で気分が良くなっていくのが実感出来た。神社で翌日の山行が晴天であるよう願い鳥海ブルーラインで鉾立駐車場に向かった。着いた象潟登山口に在る鉾立山荘は秋田県営の素泊まり山荘だが、食器も揃い室内も良く整理されていた。

25日

日光キスゲの群落

 山荘前で準備体操後出発する。登山口より前日良く見えていた山頂はガスの中、だが進む方向が東だ顔に日が当たらず助かる。入山して直ぐの白糸の滝も霧の中、展望台を過ぎコンクリート階段が終り潅木の道に変ると、日光キスゲが群落する賽の河原に出た。御浜小屋に着いても未だ周囲全てのガスは取れず直下の鳥海湖も霧の中!山頂は曇り空?内心ガッカリしながら7合目付近の七五三掛に着く頃、空を覆っていた雲も去り青空に!周囲は満開の花園。外輪への分岐を右に分けスプーンカットになった雪渓を渡り千蛇谷に進む。見上げる外輪の稜線上に登山者が青空に映え良く見える。

 こう言う風景は何時見ても絵になる。心配した膝も問題なく山頂の御室小屋に無事到着。1時間の昼食を摂り水分のみ持参で山頂の新山に向かう。見上げる山頂はガレ場!それこそ3点支持でよじ登る。新山より伏拝岳の外輪岩場にはチョウカイフスマ、またこの東北の山に多く植生するというイワブクロの花も色を添えていた。見下ろす日本海の沿岸には火力発電の風力扇が林立し、一枚の絵画の様に見える。夕刻には雲海に沈む夕日、夜空には満天の星を仰ぎ満足な名峰の一日を堪能し床に就いた。

チョウカイフスマの花

26日

 前日2時間近くの外輪散策や、雪渓遊びもしたので帰路は7合目のシャジンの花が群生している八丁坂まで下り鳥海湖に向かう事になる。静かに水を湛えた鳥海湖を後に賽の河原に着き休憩を取っていると、バス3台で来たと言う酒田小の賑やかな元気な一行がヤホーヤホーと登って来た!その後から次々と登山客もこの日は土曜だ、私達は帰路の人だが山頂の小屋はどうなるのか心配になった。登山口の象潟に下山後、山頂方向を見るとガスが出始めていた。途中で温泉に寄り東北の名峰に別れを告げ一路東京へと向かい大満足な山行の幕を閉じました。  


イワブクロの花
【コースタイム】
24日
大泉
6:00⇒上越新潟西IC 9:45⇒中条IC10:10⇒鶴岡12:00⇒羽黒センター12:45〜羽黒山14:00〜酒田みなと経由15:30⇒鉾立山荘16:30

25日
鉾立山荘 6:00〜8:00御浜小屋8:30〜七五三掛10:00〜11:10御室小屋
12:10〜(散策 2時間45分)御室小屋15:00

26日
御室小屋
5:30〜七五三掛6:30〜賽の河原8:30〜象潟登山口10:30


雲海に沈む夕日
















シャジンの群落



















鳥海湖(鳥ノ海)