【17日】午前8時頃に会事務所前をにご〜。カーで出発。連休中日のせいか、渋滞にもあわず午前11時半前には深山ダム奥のゲートに到着。残念ながらしっかりと鎖が張られ、ここから三斗小屋宿跡まで歩く。林道をとぼとぼ歩き45分ほどでキャンプ予定地に到着。さっそく焚き火の準備にかかる。あとはやることがないので、缶チュウーハイなどを飲みながら夜を待つが、待ちきれずに明るいうちから、焚き火に点火。たっぷり焚き火に酔いしれた。 【18日】 6時ちょうどに入渓する。本流にかかる橋を過ぎて、すぐ左が井戸沢だ。入渓点は涸れていて冴えないが、10分もすると水流が現れ、20分ほどで最初の滝が迎えてくれる。ここは左から越える。小さな滝を越え30分で20b滝が現れる。水量も多く、けっこうな迫力。直登はちょっと厳しい。左岸に古い虎ロープが垂れ下がっている。ロープを出し、にご〜。がトップで登る。プリンがプルージックで続き、しんがりがヒロナガ。詰めたところがハングっぽくなっていて、最後の二手ぐらいが踏ん張りどころ。残置ハーケンににゅるっとしたテープシュリンゲがぶら下がっている。この先は笹藪で、踏み跡を進むと滝の落ち口にすんなり到着。ロープを出したのは、結局ここだけだった。
雪が多いせいなのか、ずーっとナメ状。段々状の滝を気持ちよく越え高度をかせぐ。10b滝は水流のど真ん中をシャワーを浴びながら越える。気持ちよかー。ここまでくると、いよいよ源流域という感が強くなる。花に彩られた緑の中を、天に向かって一筋の道が続く。これぞ天国系!
登山道に出て流石山に向かうと、さらにビックリ。これまで見たニッコウキスゲの群落の比ではない、見渡す限りニッコウキスゲで、黄色に染まっているのだ。これに見とれながら登山道を歩いていると、三斗小屋方向からぞろぞろと登ってきたハイカーたちから、興味津々の視線を浴びた。それもそのはず、ヘルメットをかぶり、熊よけの鈴代わりにがちゃがちゃ鳴るカラビナやらエイト環、にご〜。の腰にはトンカチまでがぶら下がっているのだから、「いったい何者ぞ」と怪しまれるのも当たり前かも。
井戸沢とはまた違い、緑と流水と光の絶妙なバランスで構成する渓相が、とても美しい。大きな滝や淵もなく、入渓から1時間半ほどでキャンプサイトに着いた。しめて6時間の行程であったが、大吟醸のような深みのあるハイ・サワーを味わわせてもらった。
【参考コースタイム】 7月17日 11:30ゲート〜三斗小屋宿跡12:15〜キャンプサイト12:25 7月18日 6:00入渓〜9:00登山道〜流石山〜大峠分岐10:05〜峠沢10:30〜12:05キャンプサイト ![]() 沢登り前夜は焚き火に酔いしれた Tweet |