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By YoidoreYamaOyaji

High Graed Hiking & SawaNoboriONCEPT

待ちに待ったハイサワースタート どたばたでも充実 大山川右俣
    2012/07/16

              2003年6月22日 曇り
                                         メンバー・ブルー

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アブミを使って登るブルー

 先週(14、15日)は、八海山の中止に乗じて沢を計画し、当日の朝5時半まで判断を伸ばしはしたが、結局、天候不順で中止となった。今週は、まさにリベンジ、梅雨の中休みを突いて大山川右俣を決行した。私は、今シーズンのハイサワーデビューでワクワク。時季を考えて、水の少ない、いや、ほとんどない大山川右俣をブルーさんは選択。実際いってみると、沢登りというより岩登りの訓練という感じ。水に濡れるのが嫌いな沢屋にはうってつけだ。(そんな沢屋はいないか?!)

 7時に小田急線新宿駅でブルーさんと待ち合わせ、伊勢原駅まで急行で行き、大山行きバスに終点まで揺られる。土産屋や旅館が軒を連ねる階段を15分ほど登り、ケーブルカー駅に。9時の始発まで15分をほど待ってから乗り込み、終点の追分駅で下車、ここから5分ぐらいで入渓地点の二重の滝に到着。
 ちょうど先着の3人パーティーが取りついたところだった。彼らは、ガイドブック通りちょこっとハングの右側は敬遠し、左側から遡行を始めた。我々といえば、右壁でのアブミ遊びだ。30年もののアブミをひっさげて、ブルーさんの巨体がするすると這い上がる。今シーズ初の身にとって、確保にも緊張が走る。途中に残置シュリンゲがあり、そこにアブミをかけて行く。

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水はないけどそれなりに楽しめる

  「いいよ」。ブルーさんから声がかかる。2人しかいないので、出番が早い。岩の感触が懐かしい。アブミは初めてだったので、なかなかつま先がかからない。が、いったんコツを覚えると以外とラクチン、ラクチン。ちょこっとハングも気にならず、セミに変身することもなく登りきった。ついでに、途中で疲れたときの休憩法も練習。ただ、こっちは夢中で気がつかなかったけど、30人ぐらいの団体さんが通過したとき(すぐ下がハイキングコースになっている)、「

「おっあれが岩登りというものか」って写真まで写していったとか……。

 ここからちょっと登ると、もう水はない。ブルーさんからトップをやらせてもらい、水はないけど、なかなか充実した山行となった。いくつかをご紹介。

 「ハングの滝」は、おもしろかった滝の一つ。トップはブルーさん。ハーケンが打たれていたけど、あの巨体にして、なかなか届かない。「うーん」とめいっぱい手を伸ばしてカラビナをはめて「よし!」。さて私の番。アブミのおかげで登りはラクチン。ところが回収に失敗、カランコロンといい音をたてて釜(水たまり)にぽちゃん、ブルーさんにお世話かけるはめに。

 つまずいたのは、トイ状の滝。すこし湿り気があって黒くぬめっている。途中までは残置シュリンゲがあるので行けそうだったが、上部にあと一カ所あればというところに何もない。「うーん」とうなっている私に、「何とかなるよ」とブルーさんに押され、アブミにも勇気づけられ取りついた。しかし、案の定あと一歩、あと一手というところで、アブミから足を抜くことができない。8割がた自信はあったが確保なしでは踏み切れない。「みーん、みん」としばらくうなり、ブルーさんの叱咤激励も無視して、おもむろにザックからロープを取りだし懸垂で下降。ブルーさんにトップを明け渡した。トップロープで確保してもらったら、なんなくクリアー。我ながら現金なものです。

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アブミで楽しく乗り越えたハングの滝

 10メートルのチョクストーンを持つ滝は、バンドを快適に登る。こういうとこは大好きです。

 つめへの崖で、ちょっとルートに迷い、とまどった。ルートファインディングは、やっぱり難しい。右の急な崖を少し登ると、左手にテラス状の岩があって、そこを回り込めばオーケー。藪こぎはなく、ひとあえぎすると尾根にポンと出た。ちょうど子どもがいて、きょとん。ボーイスカウトの付き添いの女性が、「いいものみれたね」だって。照れちゃいます。ここから10分ほどで大山山頂。ちょっと休憩して、ケーブルカー駅まで一気。始発駅で、なくてはならない温泉に入り、豆腐コースでぐびっと反省会。これもなかなかいいもんです。

 ※コースタイムは、いろいろ遊びながら登り参考にならないので省略します。




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