メンバー・YoidoreYamaOyaji、ブルー
2003年7月6日 曇り
先週は、天候不順で見送ったが、ブルーさんは日々後悔の念にとらわれていたようだ。今回は、朝の雨も何のそので決意が堅い。先週は暑かったので「泳ぐぞー」と息巻いていたが、きょうはやけにすずしく意気が上がらない。ところが、駅で見かけた杉並の人たちは、水根沢に行くそうな。さすがです。でも、逆川(さかさがわ)は、水根に劣らずシャワークライムあり、突っ張りあり、泳ぎあり、丸太渡り?あり、きれいなナメありと、こんな涼しい日にもかかわらず充実の沢登りを満喫させてくれた。
9時にJR奥多摩駅で落ち合い、バスで川乗橋で下車し、通行止め柵の横から林道に入る。竜王橋手前の下降点まで30分ほど。かなり急なので、スリップに注意。
入渓してほどなく、2段10bの滝が出迎える。トップはブルーさん。右側から登る。ホールドはしっかりあるが、最初の滝でもあるので、トップロープをお願いする。ブルーさんは、ちょっと不満顔。めげずに登る。手前2b当たりでトラバースぎみに落ち口へ。ハーケンが2本打ってあるので、本来はビレイを取るべきところだろう。ここで、「もうザイルはいらいから、しまったら」とブルーさん。素直な私は、ザイルをザックの中に入れる。この時、気がつかなかったけど、トップがザイルをもたなかったら、何かあったときに私はどうなってたのでしょう?ところが、ここからがいよいよおもしろくなったのだ。
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迫力あるシャワークライムを満喫し、ナメ滝、小滝を楽しく越すと、小滝の釜に直径10aほどの丸太がかかり、そばにはご丁寧に杖になる5〜6bほどの流木も。(だれかが遊んだのでしょう)ブルーさんが、まず見本。さすが屋根職人。バランスよく丸太渡りをクリアー。私の番。のっかるまでが一苦労。もう少しというところで、上下にぼよんぼよん小刻みに振動して落ちそうになったが、危機一髪でクリアー。まさにアドベンチャーごっこ、ハイサワーの極みです。
3段10b滝の上は、幅の広いトイ状で、突っ張りでクリアー。体をぱたりと倒すときが、初心者にとってはすさまじい緊張感。下は釜じゃないから落ちたら痛いだろうけど、ザイルは自分のザックの中だし、行くしかないと踏ん張る。水根沢の半円の滝での”ズルリ”が一瞬頭をよぎるが、振り払う。水平のまま少し上に移動すると足がかりがあるので、短い足を精一杯広げてチムニー登りで行く。「うまい、うまい」とブルーさんからおほめのお言葉。自力で登り切った充実感を味わう。
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4b滝の大釜は、ブルーさんは泳いで突破したかったようだが、それには気温が低すぎた。へつりもまず不可能。泳ぎは真夏のときに譲ることにして左から簡単に巻く。
シャワークライムを終えて満足したのか、ウスバ林道が近づくと「核心部は終わったよ」とブルーさん。ところが、いったそばからエメラルドグリーンに輝く釜がすぐに現れたではないか!その瞬間、ブルーさんの目がきらりと光ったのを見逃さなかった。大釜を持つ4b滝だ。たじろぐ私を押さえ込まんばかりの勢いのブルーさんは、私が逃げ出さないことを確認すると、右から胸あたりまでつかりながらへつって取りつく。私の番。滝の水量が多いので、ちょっと気圧されるが、手がかりはしっかりある。「あわてるな」と自分に言い聞かせながら、胸までつかりながら取りつく。まあーここなら落ちても、どぼんでご愛敬だ。水流のきわを登り、上は水流中のホールドをつかむ。”どぼん”もなくクリアー。
ウスバ林道手前の10b滝は、ガイドブックでは右から登れるとあったが、ここまでで十分満足してしまった我々は、「巻かないぞ」と言い合っていたのも忘れて、「もういいよな」といとも簡単に左から巻いて、ウスバ林道にいそいそと出てしまった。大ダワで装備を解いて、一路鳩ノ巣へ。駅の下の民宿で温泉につかり、充実感をつまみに乾杯。たまりません!入浴休憩550円也。生ジョッキ500円
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<コースタイム>
入渓点11:15〜大ダワ沢13:15〜ウスバ林道14:15〜大ダワ14:30〜鳩ノ巣15:40