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By YoidoreYamaOyaji

雪洞とりっぱなトイレも作ったぞ!・・セックンの上州武尊山

            2004年3月19夜〜21日    メンバー・前会長CL+7人


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 沢すじ歩きが終わると急登が待っている=20日、撮影・湯けむり

  19日夜9時すぎ、車2台に分乗し8人が会事務所を出発した。関越道を快調に飛ばし、11時台には前会長の完成したばかりの山荘=翕然庵(きゅうぜんあん)に到着。いろりを囲んで一盛り上がりして就寝した。

 翌朝20日は、みそ汁とごはん、焼き鮭でしっかり朝食をとり、9時に出発した。登山口までは、車で5分ほど。曇ってはいるが、風はないのでまずまずの出だしだ。林道をしばらく歩き、雪に埋もれた沢に入る。当然V字状のため、雪崩を警戒しながらの前進となる。

 

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 キャンプサイトで=20日

 沢をほぼつめたところで、左の斜面に進路をとる。けっこうな急登だが、雪がしまっているのでそれほど苦にせず高度をかせぐことができた。

 登り切ると、快適な雪稜歩きとなる。残念なことに、雪が降り出し眺望はない。小さなアップダウンを何度かくり返し、午後1時すぎに、幕営地に到着した。本来、避難小屋があるはずなのだが、雪にすっぽり埋まっていて影も形もない。幕営地へは、10bほどの急坂を全員がシリセードで一気にくだった。

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 雪洞づくりもセックンです=20日(撮影湯けむり)

 

 さっそくリーダーの指示で、雪洞組とテント設営組に分かれて作業に入った。雪洞は、持参した3つのスコップで、雪壁を2方面から掘り始め、トンネルの掘削工事のように、中で開通させた後、片方の穴を雪のブロックで塞ぐ。仕上げは、コッヘルの鍋ぶたで天井に丸みをつけて完成。雪どけのしずくが垂れないようにするためだ。「ウナギの寝床」のような細長いできばえとなってしまったけど、リーダーは「良くできた」と満足げでした。

 さらに、雪洞からほどよく離れたところにトイレを「建設」。深さ1b、広さ一畳ほどの穴を堀り、周りに雪ブロックを積み上げ、最後に中にモノを落とす穴を開けて完成。風からも覗きからも(そんな変態はいるわけないか)守ってくれる立派なできでした。

hotaka045.jpg頂上は目前=21日(撮影・湯けむり)

 作業が終わったところで、祝杯となった。遅くまで騒いでも、怒るやつはウサギぐらいのものなので、思いっきり盛り上がったのはいうまでもありません。(ウサギさん、冬眠中の熊さんお騒がせしてごめんなさい)

 翌朝は午前4時起床。夜半から満天の星が輝きはじめていたので、好天を確信していたが、そのとおりの最高の天気となった。

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 360度パノラマを楽しんだ上州武尊のピーク=21日

  

 予定より若干遅い6時20分の出発となった。樹林帯をしばらくいく。尾根に出る直前の急登では、反り返ったがけが行く手を塞いだが、左に回り込み一気に直登した。時々ずぼっと足のつけ根まではまった。ここらは数メートルある樹木の頭しか雪の上に出ていないわけで、人間まるごと埋まってもおかしくない所なのです。そんなことが頭をよぎると、のんびりしていられなくなった。

 ピッケルを横に両手で持ち、雪面に思い切り打ち込み猛ダッシュ!息が切れる頃に、頂上の先端が見える尾根にポンと出た。雪面をおどる陽光が眩しい。

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頂上に到達した前会長=21日

 小休止後、20分ほどで頂上に着いた。夏のコースタイムと変わらない2時間ほどでの登頂だった。谷川連峰、尾瀬の山々など、まさに360度の大パノラマを楽しんだ。

 帰りは、思い思いにトレースをつけての楽しい下山となった。雪はばっちりしまっていて、駆け足でも問題なし。わずか45分でテントサイトに戻った。テントを撤収し、冬山ならではの快適な雪稜歩きを満喫して、全員無事に駐車場まで戻った。

 






<コースタイム>

3月20日(土)
前会長山荘出発9:00 →登山口まで5分位ー出発9:30→尾根11:50→12:00稜線12:50→
1:05幕営地

3月21日(日)
起床4:00ー出発6:20→8:30頂上8:45→幕営地9:30→登山口12:15

Traces

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