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By YoidoreYamaOyaji

ラッセルはきびちい! 雪不足から一転、大雪に遊んだ日光・白根山ADLINE

メンバー・YamachanCL+5人
            2003年12月20〜21日 大雪

sirane1.jpg 雪がないのをバカにしたむくいか!これでもか!これでもかというほど雪が押し寄せる。腰までも埋まる雪と、殴りかかる吹雪。でも、これこそが雪山なのだ。が、もうこれ以上進めない、負けました、ごめんなさいっていう感じ。プレ年越し山行の第二弾、日光白根山は、おぼれるほどの雪に追い返されてしまったのだ。

 今回の白根山は、北岳を目指す訓練山行の第一弾として企画した南八ヶ岳縦走で、まったく雪に恵まれなかったことから、ここなら雪はあるだろうということで計画された。今季最高の寒波が来ているという予報にも、そんな経験が頭に残っていたせいで、「どうせ…」という侮りがあった。ところがどっこい、なっ、なんと胸までつかる積雪に見舞われ、しかも体温で少しでも雪が溶けようものなら、すいぐにばりばりになってしまう寒さも重なった。上まぶたと下まぶたも氷ついて、まばたきが重たくなるほどのすさまじさだ。しかし、雪質はこれ以上ないというさらさらのパウダースノーで、湿っぽさがないのが、また楽しいのだ。

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  ビバーグ地点は腰まで埋まる銀世界=21日、外山尾根

 この日がちょうど奥日光スキー場開きで、リフトは無料(ラッキー)。これを乗り継いで、登山口まで楽をさせてもらった。だが、登山口には、のっけから急登が待ち受けていた。ラッセルにはならないが、みるみる雪が積もってゆく。えっちらほっちら、息を切らせながら登っていたのだが、いつのまにか先行パーティーを追い越してしまい、尾根に出るころには先頭なってしまった。そのとたん、あこがれのラッセルが始まった。初体験者も含めメンバー全員が、交代でトップに立つ。最初のうちは、すねで雪を押しのけていたのが、膝で押さえるようになり、次には上半身も必要となり、5分もトップをやれば息が切れてしまう。さらさらの雪が災いし、セカンドでもトップのようなラッセルを強いられる。
 傾斜がかなりきつくなり、尾根すじに左から斜めに登るところで、ついに遅々として進まなくなる。それだけでなく、雪におぼれそうになるメンバーも。ついに2300bの外山尾根でギブアップとなり、ここから少し引き返してビバーグした。テントは贅沢にも二張り、一晩中降り積もる雪とテントを揺るがす強風を横目に、テントの中で一盛り上がりしてしまった。あとでメールで分かったのだが、合流を楽しみにしていた杉並のいちごーさんのパーティーは、こちらより5〜10分ぐらい下でビバーグしたようだ。合流できずに残念。

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いちごーさんたちが作ったトレースを下る=12月21日

 翌日、目がさめると、テントが押しつぶされるほどの大雪で、前進はそく断念した。下山を始めたゆけむりさんが、ずぼっと全身が埋まってしまい身動きが取れなくなるほどの積雪だ。こりゃ大変と、わかんを装着し、恐る恐る下山を始めたのだが、すぐに、いちごーさんたちのトレースと合流し、後は童心にかえって、きゃっきゃいいながらシリセードで転がりおりてきた。ピークは踏めなかったもの、とっても楽しい山行となった。今回もアイゼンの出番はなかったが、体力的にはそれなりの訓練になったと思う。

 帰りは、リフトには乗せてもらえず、スキー場を二本足で下った。奥日光温泉の駐車場に着いても、まだ雪は降り続き、現地の人もびっくりするほどの大雪だったようだ。駐車場前には、おあつらえ向きの温泉旅館があり、温泉にゆったりつかってから帰ってきたのはいうまでもない。

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一日にして雪に埋まってしまったランクル
                =12月21日

 

 

 

 

 

 

 

 

     

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