日曜日、山の会の山行で、富士山に登ってきた。といっても5合目まで。これまで、車で5合目に行ったことはあったけれど、歩いて登ったのは初めてだ。
人も少なく、静かで落ち着いた山行となった。一合目から登るなんて、よっぽど物好きなのかもしれないが、今回はもともと頂上は目指さず、五合目の佐藤小屋までが目標。標高2300㍍ほどがゴールなので、高度障害の心配もない。
登山道沿いには、昭和初期頃まであったという小屋や文部省(当時)の登山相談所の跡が、随所にあった。まさに富士の歴史ハイクだった。
5合目の佐藤小屋まで来ると、樹林を抜け、青空が広がり、実に気持ちが良い。火山灰なのか真っ黒い山肌に張り付く背の引い樹木がすっかり紅葉していて、黒一色かと思っていた富士に彩りを添えていた。少し上には、近くで湧いた雲がまとわりつき、ほかの山では見られない景色を作り出していた。
一合目の新旧標識。標高1520㍍今度くるときは、佐藤小屋のテン場で1泊し、高度順応をはかってから、頂上を目指すことにしよう。それで日本一の百高山をしっかりゲットするのだ。





