日常

映画「天空の蜂」を観てきた 

先日、映画「天空の蜂」を観てきた。原作は東野圭吾の同名小説。テーマは原発だ。東野作品に初めて触れ、いっぺんにファンになり、片っ端から東野作品を読みあさった

もちろん個人的感想だが、恐らく3・11の福島原発事故の前なら、映画は日の目を見なかったのではないか。それぐらい、本質的な問題に迫っていた、と思う。

ストーリーは防衛庁(当時)に最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》を引き渡す日、遠隔操作によってハイジャックされる。犯人は〈天空の蜂〉と名乗り、”日本全土の原発破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。ビッグBを開発したヘリ設計士・湯原(江口洋介)と、原発の設計士・三島(本木雅弘)は、日本消滅の危機を止めるべく奔走するが、政府は原発破棄を最後まで回避しようとする。

原発にしがみつくゆがんだ政治のもとで、ほんろうされる人たち。映画は、その問題の本質に迫り、観客一人ひとりにも迫る。「見て見ぬふりのままでいいのか」と。監督はテレビドラマや舞台でも活躍する堤幸彦監督だ。いろいろありつつも、重いテーマと困難と言われた映像化に真っ向から挑んだ意欲作だと、評価したい。

天空の蜂

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